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高所作業のリアルと安全管理

皆さんこんにちは!

 

大分県日田市を拠点に送電線・通信線の工事を行っている

有限会社高倉産業、更新担当の富山です。

 

 

 

シリーズ第4回:高所作業のリアルと安全管理

 

 

 

送電線や通信線工事で欠かせないのが、高所での作業です。


鉄塔や電柱の上、ビルの屋上…時には地上数十メートルの高さで仕事をすることもあります。


今回は、そのリアルと安全への取り組みを詳しく紹介します。


① 命を預ける「安全帯」

 

高所作業の最大のリスクは、もちろん転落事故


これを防ぐために使うのが、**フルハーネス型墜落制止用器具(通称:安全帯)**です。


腰ベルト式ではなく、肩と足にもベルトを回すフルハーネス型は、転落時に体全体で衝撃を分散する構造。


装着前には、

  • ベルトのヨレや劣化がないか

  • 金具がしっかり固定されているか

  • 使用期限を過ぎていないか
    を必ずチェックします。


② 鉄塔・電柱での作業と気象条件

 

送電線や通信線の工事は、鉄塔や電柱の上で行うことが多く、風や天候の影響を大きく受けます


例えば、

  • 風速が10m/sを超えたら作業中止

  • 雨や雪の日は絶対にNG

  • 雷注意報が出たら即撤収
    といった基準を徹底しています。

高所作業はただでさえ足場が不安定。


そこに強風が加わると、ほんの少しの揺れが命取りになります。


安全第一を最優先に、気象情報を常に確認しながら作業を進めます。


③ KY(危険予知)活動でリスクを共有

 

現場では作業前に必ず**KY活動(危険予知活動)**を実施します。

  • 「今日の作業でどんな危険があるか?」

  • 「どうやって回避するか?」
    を全員で話し合い、声掛け確認・指差呼称を徹底します。

 

例えば、

  • 「この工具は落下防止ストラップを付けた?」

  • 「安全帯のフックは二重掛けになってる?」
    といった小さな確認の積み重ねが、大きな事故を防ぎます。


まとめ

 

高所作業は、技術と経験、そしてチームワークが命綱。


安全帯や保護具はもちろん、一人ひとりの意識が現場を守ります


私たちはこれからも「ゼロ災害」を目標に、安全と品質を両立した工事を続けていきます。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

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