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通信線工事の現場のリアル

皆さんこんにちは!

 

大分県日田市を拠点に送電線・通信線の工事を行っている

有限会社高倉産業、更新担当の富山です。

 

 

シリーズ第3回:通信線工事の現場ってどんな感じ?

 

 

今回は、普段あまり目にすることのない通信線工事の現場のリアルを一般的な市場での例を基に詳しくお届けします。


インターネットや電話回線、スマート家電が当たり前の今、それを支える通信線工事の役割は非常に大きいんです。


① 配線ルートをどう選ぶ?

 

通信線工事で最初に重要なのが、どこを通すかというルート決定です。


建物の外壁、天井裏、地下配管、電柱など、通信ケーブルが通る場所はさまざま。


現場ごとに状況が異なるため、

  • 最短距離で施工できるか

  • 安全性を確保できるか

  • 既存の電線や設備との干渉がないか
    といった条件を細かく検討します。

この工程では、通信事業者さんや建築業者さんとの打ち合わせも欠かせません。


例えば、「ビルのこの部分に配管を通したいけど、空調ダクトや電線が近いから別ルートを検討しよう」など、現場で柔軟な対応が求められます。


② ケーブル敷設と接続作業

 

ルートが決まったら、光ファイバーケーブルの敷設です。


光ファイバーは非常に細く、髪の毛ほどの太さしかありません。


そのため、専用のドラムと引き込み機を使って慎重に施工します。

そして最大のポイントは、融着接続


これは、光ファイバー同士を熱で溶かし、ピタッとつなぐ技術です。


接続がズレると通信ロスが発生し、速度や品質に大きく影響します。


融着後は必ず光パワーメーターで測定し、数値を確認するのが基本です。


③ 屋内工事と試験

 

マンションやオフィスに回線を引き込むときは、屋内でのLAN配線やONU(回線終端装置)設置も行います。


壁内に配線を通したり、モジュラージャックを新設する作業もあり、見た目にこだわるお客様には、露出配線を最小限にする工夫も求められます。

配線が完了したら、最後に通信試験


「しっかり速度が出ているか」「回線の安定性に問題ないか」を確認します。
この瞬間、お客様から
「めちゃくちゃ速い!」「快適になった!」
という声をいただくと、苦労が一気に報われます。


現場のやりがい

 

通信線工事は、目立たないけれど社会のインフラを支える大切な仕事。
一つのケーブルが、たくさんの人の暮らしや仕事をつなげている――
そんな使命感を胸に、私たちは日々、現場で汗を流しています。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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