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カテゴリー別アーカイブ: 日記

通信ケーブル地中化工事 ~景観と防災を両立する未来型インフラ~

皆さんこんにちは!

 

大分県日田市を拠点に送電線・通信線の工事を行っている

有限会社高倉産業、更新担当の富山です。

 

 

 

通信ケーブル地中化工事

~景観と防災を両立する未来型インフラ~

🏙️ 地中化工事が注目される理由

 

街を歩けば必ず目に入る電柱や電線。これを地中に収める取り組みが「通信ケーブル地中化工事」です。

その背景には大きく2つの目的があります。

  • 景観の改善
     観光地や都市部では、電線がなくなることで街並みが美しく見え、地域価値が向上します。

  • 防災性の向上
     台風や地震で電柱が倒れる被害を防ぎ、緊急時にも通信を確保できるようにします。

災害大国・日本にとって、地中化は「安全で美しい街づくり」の要です。


🛠️ 地中化工事のプロセス

 

通信ケーブルを地中に収めるには、大規模な工事が必要です。

  1. 事前調査と設計
     地下には水道管・ガス管・下水管がすでに埋まっているため、図面や測量で慎重にルートを決定します。

  2. 電線共同溝(C.C.BOX)の設置
     道路を掘削し、複数の電力会社や通信会社が利用できる共同溝を設置します。

  3. ケーブル収容作業
     光ケーブルや電話線を管路に通し、必要な箇所で分岐・接続。

  4. 舗装復旧
     工事後は道路を元の状態に戻し、交通や住民への影響を最小限に抑えます。


⚡ 工事の難しさとやりがい

 

地中化工事は、ただケーブルを埋めるだけではありません。

  • 交通量の多い道路での安全管理

  • 既存ライフラインを傷つけない精密な掘削

  • 周辺住民への説明や配慮

こうした課題をクリアしながら進めるため、現場では高い施工管理能力が求められます。


👷 求職者にとっての魅力

 

通信ケーブル地中化は、公共工事のため安定した需要があります。

  • 防災・景観向上という「社会貢献度の高さ」

  • 重機操作や測量など幅広い技術が身につく

  • 大規模インフラ工事に携わるスケール感

  • チームで協力して成果を形にできる達成感

「街を守る」「未来の都市をつくる」というやりがいを感じながら働けるのが、この仕事の大きな魅力です。


✅ まとめ

 

通信ケーブル地中化工事は、都市の防災力と景観を同時に高める重要なインフラ整備です。

社会のニーズが高まり続ける中で、安定性と将来性を兼ね備えた分野といえるでしょう。

「暮らしを支える技術を身につけたい」「社会に誇れる仕事をしたい」方に、ぴったりの仕事です。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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光ファイバー敷設工事 ~高速インターネットを支える縁の下の力~

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光ファイバー敷設工事

~高速インターネットを支える縁の下の力~

🌐 光ファイバーがもたらす暮らしの変化

 

スマートフォンでの動画視聴、在宅ワークでのオンライン会議、子どもの学習やゲーム――。


これらはすべて、高速かつ安定した通信があって初めて実現します。その通信の主役こそが「光ファイバー」です。

光ファイバーは、ガラス繊維の細い束に光を通すことで膨大な情報を一瞬で伝達します。

銅線よりもデータ容量が圧倒的に大きく、遠距離でも劣化が少ないのが特徴です。

まさに 現代の情報社会を下支えするインフラ なのです。


🛠️ 光ファイバー敷設工事の流れ

 

光回線が家庭やオフィスで使えるようになるまでには、次のような工事が行われます。

  1. 事前調査・ルート設計
     建物や道路の状況を調べ、最適な配管ルートを決定します。地下配管を通すのか、電柱から架線するのかもここで判断します。

  2. ケーブル布設
     電柱や地中管路に光ケーブルを通していきます。長距離の場合は「通線機」を使って一気にケーブルを引き込むこともあります。

  3. 融着接続
     光ファイバー同士を特殊な機械で接合(融着)します。わずか1ミクロンのズレでも通信に影響が出るため、非常に繊細な作業です。

  4. テスト・測定
     光信号の減衰量を専用機器で測定し、通信が安定しているか確認します。

  5. 引き込み・端末接続
     家庭やオフィスに回線を引き込み、ONU(光回線終端装置)に接続して完了です。


💡 工事で求められる技術と注意点

 

光ファイバーは髪の毛ほどの細さで、曲げや圧力に弱い素材です。

施工では「一定の曲げ半径を守る」「埃を混入させない」など細やかな注意が必要です。


また、電柱上での高所作業や道路での安全確保など、現場ごとに異なる課題があるため、施工者には幅広い技術力が求められます。


👷 求職者にとっての魅力

 

光ファイバー敷設の仕事は、単なる配線工事ではなく 社会基盤をつくる仕事 です。

  • 高度な「融着技術」や「測定スキル」が身につく

  • IT社会の進化に直結するやりがいがある

  • インターネット需要の拡大で安定した仕事量がある

  • チーム作業の中で経験を積み、資格取得やステップアップが可能

未経験者でも、基礎から学びながら「一生ものの技術」を身につけられる職種です。


✅ まとめ

 

光ファイバー敷設工事は、表舞台には出ませんが、私たちの暮らしの利便性を大きく左右する大切な仕事です。

精密さと技術力が求められる分、習得すれば将来性は抜群。


「社会に役立つ仕事がしたい」「技術を身につけたい」と思う方に、強くおすすめできる分野です。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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地中送電線工事 ~都市と景観を守る電力インフラ~

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地中送電線工事 ~都市と景観を守る電力インフラ~


◆ 地中送電線工事とは?

 

地中送電線工事とは、地下に送電線を敷設する工事のことです。


都市部の幹線道路の地下や、公園・景観保護地域などで多く採用されます。

近年では「無電柱化」という言葉とともに注目されており、都市の安全性・美観向上に欠かせない存在となっています。


◆ 特徴とメリット

 

  1. 景観に優れる
     電柱や鉄塔がなくなるため、街並みがすっきり美しくなる。観光地や歴史的景観地区で特に効果的。

  2. 防災性が高い
     台風・豪雪・地震などの自然災害で倒壊や断線の心配が少なく、安定した送電が可能。

  3. 土地の有効活用
     電柱や鉄塔が不要になるため、道路幅や歩道を広く使える。


◆ 地中送電線工事の手順

 

  1. ルート設計
     道路や都市インフラの状況を踏まえて、地下のルートを決定。

  2. 電線共同溝(C.C.BOX)の構築
     複数の電力線や通信線をまとめて収容する管路を地下に設置。

  3. ケーブル敷設
     電線を管路に通し、絶縁や防水処理を施す。

  4. マンホール設置
     定期点検や接続のためのマンホールを適切な間隔で設置。

  5. 接続・試験
     端末処理や接続を行い、電圧・絶縁性能を確認。


◆ 課題とデメリット

 

  • 工事コストが高い
     掘削作業や地下構造物の設置が必要で、架空線より費用が数倍高くなる。

  • 工期が長い
     地下インフラとの調整が必要で、完成までに時間がかかる。

  • 点検の難しさ
     地中化された電線は目視で確認できないため、特殊な点検技術が必要。


◆ 今後の展望

 

地中送電線工事は「防災都市づくり」や「観光都市整備」の観点からますます重要になります。


特に大都市圏では、無電柱化が街づくりのキーワードとなりつつあります。

今後はコスト削減や効率化の技術革新が期待されます。


◆ まとめ

 

地中送電線工事は、


✅ 景観保護
✅ 防災性の向上
✅ 都市空間の有効利用

といった大きなメリットを持つ一方、コストや工期といった課題も抱えています。


地域特性や目的に応じて、架空送電線工事と地中送電線工事を使い分けることが重要です。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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架空送電線工事 ~電気を空から届ける仕組み~

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架空送電線工事 ~電気を空から届ける仕組み~


◆ 架空送電線工事とは?

 

架空送電線工事とは、鉄塔や電柱に電線を張って送電する工事のことを指します。


日本の風景でよく目にする高い鉄塔や電柱に張られた電線は、すべてこの工法によって設置されたものです。

長距離送電や都市部の電力供給に広く利用されており、電気インフラの中心的存在です。


◆ 特徴とメリット

 

  1. 施工コストが比較的低い
     地中に埋める工事に比べ、地上に鉄塔や電柱を立てる方が費用を抑えられます。

  2. 工事期間が短い
     ルートを確保できれば比較的早く設置可能で、復旧工事もスピーディー。

  3. 点検・修理が容易
     空中にあるため目視点検しやすく、ドローンを使った点検技術も発展しています。


◆ 架空送電線工事の手順

 

  1. ルート調査・設計
     地形や建物の配置を調査し、鉄塔や電柱の設置場所を決定。

  2. 基礎工事
     鉄塔や電柱を支える基礎をしっかり構築。地盤改良が必要になる場合もあります。

  3. 鉄塔・電柱の建設
     重機を使って鉄塔を組み立て、電柱を設置します。

  4. 電線の架設
     ワイヤーを用いて送電線を張り、適切な張力を確保します。

  5. 試験運転・送電開始
     電圧・絶縁抵抗を確認し、問題がなければ送電開始。


◆ 課題とデメリット

 

  • 景観への影響
     鉄塔や電線が景観を損なう場合があり、都市部や観光地では課題となります。

  • 災害リスク
     台風や地震、落雷による倒壊・断線リスクが高い。

  • 用地確保の難しさ
     山間部や都市部では、鉄塔・電柱を立てる土地の確保が難しい場合があります。


◆ まとめ

 

架空送電線工事は、コスト面・施工性・点検のしやすさで大きなメリットがあります。


一方で景観や災害リスクといった課題もあるため、地域ごとに最適な方式を選ぶ必要があります。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

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高所作業のリアルと安全管理

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シリーズ第4回:高所作業のリアルと安全管理

 

 

 

送電線や通信線工事で欠かせないのが、高所での作業です。


鉄塔や電柱の上、ビルの屋上…時には地上数十メートルの高さで仕事をすることもあります。


今回は、そのリアルと安全への取り組みを詳しく紹介します。


① 命を預ける「安全帯」

 

高所作業の最大のリスクは、もちろん転落事故


これを防ぐために使うのが、**フルハーネス型墜落制止用器具(通称:安全帯)**です。


腰ベルト式ではなく、肩と足にもベルトを回すフルハーネス型は、転落時に体全体で衝撃を分散する構造。


装着前には、

  • ベルトのヨレや劣化がないか

  • 金具がしっかり固定されているか

  • 使用期限を過ぎていないか
    を必ずチェックします。


② 鉄塔・電柱での作業と気象条件

 

送電線や通信線の工事は、鉄塔や電柱の上で行うことが多く、風や天候の影響を大きく受けます


例えば、

  • 風速が10m/sを超えたら作業中止

  • 雨や雪の日は絶対にNG

  • 雷注意報が出たら即撤収
    といった基準を徹底しています。

高所作業はただでさえ足場が不安定。


そこに強風が加わると、ほんの少しの揺れが命取りになります。


安全第一を最優先に、気象情報を常に確認しながら作業を進めます。


③ KY(危険予知)活動でリスクを共有

 

現場では作業前に必ず**KY活動(危険予知活動)**を実施します。

  • 「今日の作業でどんな危険があるか?」

  • 「どうやって回避するか?」
    を全員で話し合い、声掛け確認・指差呼称を徹底します。

 

例えば、

  • 「この工具は落下防止ストラップを付けた?」

  • 「安全帯のフックは二重掛けになってる?」
    といった小さな確認の積み重ねが、大きな事故を防ぎます。


まとめ

 

高所作業は、技術と経験、そしてチームワークが命綱。


安全帯や保護具はもちろん、一人ひとりの意識が現場を守ります


私たちはこれからも「ゼロ災害」を目標に、安全と品質を両立した工事を続けていきます。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

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通信線工事の現場のリアル

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シリーズ第3回:通信線工事の現場ってどんな感じ?

 

 

今回は、普段あまり目にすることのない通信線工事の現場のリアルを一般的な市場での例を基に詳しくお届けします。


インターネットや電話回線、スマート家電が当たり前の今、それを支える通信線工事の役割は非常に大きいんです。


① 配線ルートをどう選ぶ?

 

通信線工事で最初に重要なのが、どこを通すかというルート決定です。


建物の外壁、天井裏、地下配管、電柱など、通信ケーブルが通る場所はさまざま。


現場ごとに状況が異なるため、

  • 最短距離で施工できるか

  • 安全性を確保できるか

  • 既存の電線や設備との干渉がないか
    といった条件を細かく検討します。

この工程では、通信事業者さんや建築業者さんとの打ち合わせも欠かせません。


例えば、「ビルのこの部分に配管を通したいけど、空調ダクトや電線が近いから別ルートを検討しよう」など、現場で柔軟な対応が求められます。


② ケーブル敷設と接続作業

 

ルートが決まったら、光ファイバーケーブルの敷設です。


光ファイバーは非常に細く、髪の毛ほどの太さしかありません。


そのため、専用のドラムと引き込み機を使って慎重に施工します。

そして最大のポイントは、融着接続


これは、光ファイバー同士を熱で溶かし、ピタッとつなぐ技術です。


接続がズレると通信ロスが発生し、速度や品質に大きく影響します。


融着後は必ず光パワーメーターで測定し、数値を確認するのが基本です。


③ 屋内工事と試験

 

マンションやオフィスに回線を引き込むときは、屋内でのLAN配線やONU(回線終端装置)設置も行います。


壁内に配線を通したり、モジュラージャックを新設する作業もあり、見た目にこだわるお客様には、露出配線を最小限にする工夫も求められます。

配線が完了したら、最後に通信試験


「しっかり速度が出ているか」「回線の安定性に問題ないか」を確認します。
この瞬間、お客様から
「めちゃくちゃ速い!」「快適になった!」
という声をいただくと、苦労が一気に報われます。


現場のやりがい

 

通信線工事は、目立たないけれど社会のインフラを支える大切な仕事。
一つのケーブルが、たくさんの人の暮らしや仕事をつなげている――
そんな使命感を胸に、私たちは日々、現場で汗を流しています。

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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送電線工事の流れ

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シリーズ第2回

送電線工事の流れを追ってみよう!

 

 

 

前回は送電線工事の概要についてご紹介しましたが、今回はその実際の現場の流れにグッと迫ってみましょう!


① 計画・ルート選定・測量

 

工事の第一歩は、送電ルートの計画から始まります。
山間部・川・都市部など様々な地形を考慮し、安全かつ効率よく電力を届けられるルートを選定します。

  • ドローンによる空中撮影

  • 地形図・地質データの活用

  • 土地所有者との協議

これらを経て、ルートが決まったら次は測量チームの出番です。GPSやトータルステーションを駆使して、正確な位置と高さを測定します。


② 鉄塔の基礎工事・建設

 

ルートが決まったら、鉄塔の基礎工事です。
重機を使って穴を掘り、鉄筋を組み、コンクリートで固めます。地盤の強度に応じて基礎の構造も変わるため、地質調査がカギとなります。

基礎が固まったら、いよいよ鉄塔の組立!
巨大なクレーンや高所作業車を使って、パーツを一つずつ組み立てていきます。風の強さ、地形の傾斜、天候の変化に細心の注意を払いながら進めます。


③ 架線工事(ワイヤーを張る)

 

鉄塔が建ったら、次は「線を張る」工程。
ここでは“架線機”という特殊な機械を使って、ドラムからワイヤーを送り出し、鉄塔同士の間をピンと張っていきます。

ポイントは張力の調整。
たるんでもダメ、張りすぎても断線のリスク。緻密な計算と職人の勘が合わさった“張線芸術”です!


④ 絶縁部品の取り付け・検査

 

送電線が鉄塔に直接触れないように絶縁するため、「碍子(がいし)」と呼ばれるパーツを取り付けます。
この碍子があることで、送電中の電気が地面に漏れず、火災や感電のリスクを防ぐのです。

そして最終段階は、検査と試験

  • 絶縁抵抗試験

  • 通電テスト

  • 張力確認

  • 構造物チェック

すべてをクリアして初めて、「送電開始」となります。


⑤ 完成後も続く“見えない仕事”

 

送電が始まっても、実は私たちの仕事は終わりません。

  • 点検・巡視

  • 台風・地震後の確認

  • 経年劣化対策

長期間にわたって送電の“安全”と“安定”を守り続けることが、送電線工事の真の役割でもあるのです。


 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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インフラの縁の下の力持ち!送電線・通信線工事の世界とは?

皆さんこんにちは!

 

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梅雨の候、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

雨音に季節の移ろいを感じる今日この頃です。

 

今月からブログ更新を頑張っていきます!

 

 

 

シリーズ第1回

インフラの縁の下の力持ち!送電線・通信線工事の世界とは?

私たちが携わっている「送電線・通信線工事」のリアルな仕事やその裏側を、わかりやすくご紹介していきます!

突然ですが、日々の暮らしの中で何気なく使っている「電気」や「インターネット」。


スマートフォンでSNSをチェックしたり、夜になれば部屋の電気をつけたり、エアコンで快適に過ごしたり…。
これらすべてを支えている“縁の下の力持ち”が、私たちの仕事、送電線・通信線工事なんです!

「え?それって電柱のことじゃないの?」「ただ線を引くだけでしょ?」
そう思う方もいらっしゃるかもしれません。でも実は、この工事、想像以上に奥が深くて、かなり専門的なんですよ!


◆送電線工事とは?

 

送電線とは、発電所でつくられた電気を遠く離れた地域まで届ける“エネルギーの高速道路”。
その距離は、数十キロから数百キロにも及びます。山あり谷ありの地形を越えて、都市の需要地まで、電気を安定して運ぶための重要なインフラです。

送電線工事では、以下のような作業が行われます:

  • 送電鉄塔の建設・組立
     → 鋼材を使って高さ30m〜80mの巨大鉄塔を一から建てていきます。設置場所によっては、ヘリコプターを使って部材を空輸することも!

  • 架線工事(線の張替え)
     → 専用の機械でワイヤーロープを高所に張り巡らせ、適切な張力をかけて固定。電線が緩んだり切れたりしないよう、ミリ単位で調整するプロの技が光ります。

  • 碍子(がいし)や金具の取り付け
     → 電気が鉄塔に流れないようにするための絶縁部材。小さく見えて、実は非常に重要なパーツです。

  • 安全検査・試験
     → 工事完了後は、万が一にも事故が起きないように、電圧試験・絶縁抵抗試験・目視確認など、入念なチェックを行います。

 

私たちの職場は時に、地上数十メートルの“空の上”。強風や雪の中での作業になることも珍しくありません。まさに「空の職人」とも言える現場です。


◆通信線工事とは?

 

一方の通信線工事は、現代社会において“情報”を届ける大動脈の構築を担っています。
テレビ、インターネット、スマートフォン、各種センサーなど、すべてのデジタルライフはこの通信インフラの上に成り立っています。

通信線工事の具体的な内容はというと…

  • 光ファイバーやメタルケーブルの敷設
     → 路面下に通信管路を掘削し、ケーブルを通す作業。都市部では交通規制や地下インフラの把握も重要になります。

  • 電柱上の通信設備の設置
     → 電力線と共架している通信線を設置したり、5Gなどの無線基地局のアンテナを取り付けたり。高所作業が必要です。

  • 建物への引込・宅内配線
     → マンションやオフィスへ回線を引き込み、LAN配線やWi-Fi機器の設置まで対応することもあります。

  • 障害対応やメンテナンス
     → ケーブル断線や劣化などのトラブルにも即対応。まさに“通信の守り人”!

 

この仕事がなければ、誰かと連絡を取ることもできず、リモートワークやオンライン会議、動画視聴すらも成り立たない時代です。


◆ライフラインを守る使命感

 

送電線も通信線も、人々の暮らしにとって“命綱”のような存在。
一見地味かもしれませんが、私たちがしっかりと工事・点検・保守を行うことで、社会全体がスムーズに回っていくのです。

だからこそ、私たちの誇りは「人の目に見えないところで、みんなの生活を支えている」こと。

次回は、送電線工事の現場にスポットを当て、「工事の流れ」を詳しくご紹介します!

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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